個人的に、アニメで「戦争」「生と死」「SEX」「いじめ」などを題材にするものは嫌いなのです。何故かというと、上の話を作品に持ち出すと決まって鬱展開になるので。例外的に鬱展開でも許せる作品は「恋愛もの」で、それでも結局最後には「つらい経験をしたけど、今となっては良い思い出」的な終りでないと嫌い。
案外ストライクゾーンは狭いのよ?私は。
ま、鬱展開にならなければ何を題材にしても良いちゃあ良いんだけどね。
んで、頭をからっぽにして見たいと思って選んだのがこの「生徒会の一存」。DVDをレンタルして見ました。少し鬱気味だったので、そう感じたのかもしれないですが、鍵君も知弦さんも意外とディープな過去を持ってるよね。深夏も真冬ちゃんも、複雑そうな家庭環境だし。
だけど、それぞれの子が、それらを乗り越えて今があって。
だから、他人にも優しくなれたりして。
この作品には、そういう前向きな強さというか、本来社会生活を営む動物である人間なら持っているはずの力を感じました。
でもさぁ、私もそうだけど実際問題、いじめられたとか、いじめたとか、振ったりとか、振られたりとか、今どきの子供たちは乗り越えていけてるのかね?私が初めて告白した女の子に振られた時は、1週間くらい寝込んだし。いじめられた時は不登校になったりもした。ある子をいじめてた時には(実際にいじめグループには加わらなかったけど)、ものすごい良心の呵責に苛まれてた。大人になった今でも、結構嫌な思い出になっていて、絶対中学とか高校の同窓会には出ないと決めている私です。
それは良いとして。
人は前を向いて進むと、自然と自分を助けてくれる人に恵まれると言う寓話としての楽しさのあるアニメ。私はそう解釈したのだ。そう思ったらちょっと前向きに慣れたアニメ。
実際はそうじゃないけどな。人が前向きになろうとしても、足を引っ張る奴がいたり、見て見ぬフリをして誰も助けてくれなかったりする。それでも胸を張ってかにゃあ、ならんのよ。な、兄弟!





